LF Energyセミナー：エネルギー業界におけるオープンソース活用の最新トレンド

11月27日 Lumada Innovation Hub Tokyo (東京駅直結) にて「LF Energyセミナー：エネルギー業界におけるオープンソース活用の最新トレンド」を開催いたします。

LF Energyは、オープンソースを活用してエネルギートランジションを加速させる Linux Foundation 傘下のファウンデーションです。手頃で、信頼性が高く、安全で、クリーンなエネルギーを供給するうえでの共通課題を解決するために、オープンなテクノロジーや標準を共同開発し、イノベーションを推進する中立的な拠点を提供しています。

エネルギートランジションの課題に挑むためには、世界中のエネルギー分野におけるデジタルトランスフォーメーションが鍵となります。今回のセミナーでは、東京ガス、日立製作所、東芝から講師をお招きし、LF Energyをはじめオープンソースコミュニティがどのようにこの課題に取り組んでいるのか、その活動内容をご紹介するとともに、日本の先進的な事例として東京ガスによる取り組みをご紹介します。セミナー後には交流会もございます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

イベント概要

日時 : 2025年11月27日 (木) 14:00 - 18:00
会場 : Lumada Innovation Hub Tokyo (サピアタワー17F)
(登録時の入力項目には、会場への入館に必要な情報も含まれます。お手数ですがご記入にご協力をお願いいたします。)

参加登録は11月19日13:00まで受け付けています。

アジェンダ

14:00 - 14:10  オープニング
福安徳晃氏 (Linux Foundation)

14:10 - 14:30  OSSのトレンドとLF Energy
中村雄一氏 (日立製作所)

今やビジネスに欠かせなくなったOSSについて、その成り立ちからトレンドを中心に解説し、エンドユーザーの参画が活発なOSSプロジェクトとして、生成AIを支えるクラウドネイティブ技術の中心地であるCNCF(Cloud Native Computing Foundation)やエネルギー業界におけるコラボレーションの場としてのLF Energyの概要を紹介します。

14:30 - 15:00  LF Energy Deep-Dive
西島直氏 (日立製作所)

LF Energyは、信頼性が高く安全でクリーンなエネルギー供給を実現するため、オープンな技術基盤・データ・標準規格の共同開発を通じて、デジタルエネルギー転換を支える国際的なコラボレーションを推進しています。本発表では、その取り組みとエネルギー系統運用のデジタル化に関わるプロジェクトを中心に紹介します。

15:00 - 15:10  休憩

15:10 - 15:40  東京ガスグループのクラウド化への挑戦
杉山祐介氏 (東京ガス)

東京ガスグループは、将来の脱炭素社会の実現とエネルギーの安定供給を目指す「未来をつむぐエネルギー」であり続けるため、クラウド化を積極的に推進してきました。2024年10月には CNCF End User Supporter にも参加し、取り組みをさらに加速させています。今回は、こうした取り組みの一端をご紹介します。

15:40 - 16:10  持続可能な社会インフラを築くOSS基盤：Civil Infrastructure Platform
小林良岳氏 (東芝)

社会を支えるシステムには、長期にわたる信頼性とセキュリティが求められます。Civil Infrastructure Platform（CIP）は、産業分野向けに長期活用可能なOSS基盤を提供するオープンソースプロジェクトです。本講演では、CIPの取り組みと成果、さらに東芝における活用事例を通じて、持続可能な社会インフラを支えるOSSの可能性を紹介します。

16:10 - 16:20 クロージング
福安徳晃氏 (Linux Foundation)

16:30 - 18:00  交流会